「保管する」を英語で
ビジネスではよく、
「書類の保管」
「データの保管」
などの表現を使うかと思いますが、この時の「保管」は何を使っていますか?
「keep」はよく使われる表現の1つですが、
よりフォーマルでビジネスに適しているのが「retain」という単語です。
【retain】の意味
「retain」と言う動詞は「保つ、維持する」という意味の単語ですが、
同時に「書類やデータなどを保管する」という意味でもよく使われます。
– All the information will be retained in the computer.
(全ての情報はパソコンの中に保存されます)
– These documents must be retained for 2 years.
(これらの書類は2年保管しなければならない)
【retention】の意味
「retain」の名詞が「retention」となります。(スペルに注意)
例文)
– The retention of the contract documents is obliged.
(契約書類の保管が義務付けられている)
– The retention period for the personal data is not specified.
(個人情報の保存期間については明記されていない)
【preserve】の意味
「preserve」という単語は「何かがダメにならないように良い状態で保存する」という意味で、
一般的には
– preserve the environment(環境を保護する、守る)
– preserve food(食品を腐らないように保存する)
などで用いられます。
例えば、古文書を発見して、それを良い状態で保存する、というときは
「preserve the documents」と言えますが、
そうでなく、ただ単に保管する、という意味で使うときは
「preserve the documents」と言っては不自然で、
通常「keep」もしくは「retain」が用いられます。
【keep】の意味
口語や日常的な場面では「keep」がより使われるという点にも留意しておきましょう。
例文)
– You should keep all the receipts.
(レシートを全部取っておいた方がいいよ)
– I can’t remember where I kept my application.
(申請書をどこに保管していたか忘れちゃった)
動画はこちら↓
書類の保管は「preserve」じゃない!
【retain】【retention】#ビジネス英語 #TOEIC #英検2級 pic.twitter.com/BxFeb3TjvS— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年4月20日
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