皆さん、びっくりしたっていう時に
いつも「surprise」ばかり使っていませんか?
それも間違いではありませんが、そうすると
この「startle」がなかなか覚えられません。
「startle」は英検2級レベル、高校で習う基礎英単語の1つです。
是非使い方をマスターしましょう!
【startle】動詞:ビクッとさせる、驚かせる
「startle」は「ビクッとさせる、驚かせる」という意味です。
自分がびっくりした、と表すときは「be startled」となります。
– A sudden crack of thunder startled everyone.
(突然の雷にみんなはびっくりした)
– We were startled when the teacher suddenly came into the room.
(先生が突然部屋に入ってきて、私たちはドキッとした)
【surprise】と【startle】の違い
「surprise」は、予期せぬことが起こって驚く、という意味ですが、
「startle」は、「突然のことに驚く、ビクッとする、ハッとする、ドキッとする」というニュアンスがあり、
また、「不安になる、怖がらせる、軽くショックを受ける」というニュアンスを含むときもあります。
「うれしい驚き」の場合は、「surprise」のほうが用いられます。
〇 Let’s throw a big welcome party for Emma and surprise her!
✖ Let’s throw a big welcome party for Emma and startle her!
(エマの大歓迎会を開いてびっくりさせようよ)
– I was startled to find that my ability to walk was already deteriorating.
(自分の歩行能力がすでに落ちていることにドキッとした)
*surpriseよりも不安な気持ちが表れる
– The flash of the camera can startle the animals.
(カメラのフラッシュは動物をびっくりさてしまいます)
突然の音や光、または人が突然現れたり話し掛けたりしたときに
身体がビクッとしたり、心臓がドキッとしたり、ギョッとしたりするときは
「startle」がより適していると言えます。(とはいえ surprise も使えます)
「startle」の方は身体的反応、
「surprise」は感情的反応、という風に定義することもあるようです。
ちなみに、他の「驚く」という動詞も見てみましょう。
【astonish】驚愕する、仰天する
「astonish」は、「surprise」よりも、もっとびっくりする時に使います。
「驚愕する」「仰天する」というニュアンスです。
– Everyone was astonished when Bryan became president.
(ブライアンが社長になって皆は仰天した)
– The teacher was astonished by Ted’s physical ability.
(先生はテッドの身体能力に驚愕した)
【amaze】感心する、感嘆する、感動する
「amazing!」でおなじみの「amaze」も実はびっくりするという意味。
「amaze」は良い意味でびっくりする時に使います。
– The singer amazed the audience with her voice.
(彼女の歌声に観客は感嘆した)
– We were amazed by the good news.
(その良い知らせに私たちはびっくりした)
動画はこちら↓
「びっくり」に全部「surprise」使ってない?「startle」を使おう!(英検2級単語)#英検2級 #英単語 #英文読解 #多読 pic.twitter.com/J9nnJVWNbq
— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年7月8日
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