「demand」は英検でもTOEICでもどこでも出てきますね。
簡単なようで、非常に間違いやすい単語ですので、
是非おさらいしてみましょう。
目次
【demand】需要(不可算名詞)
「demand」が「需要」という意味で使われる時は、基本は「不可算名詞」になります。
例文)
– We need to expand our production line to meet demand.
(我々は需要にこたえるため生産ラインを拡張する必要がある)
– There was a noticeable slump in demand for meat.
(肉の需要に顕著な落ち込みが見られた)
★注意点★
「~の需要、~に対する需要」と表す時、前置詞は「for」を用います。
間違えて「of」を使う人が多いので、注意が必要です。
✖ The demand of smartphones is still high.
〇 The demand for smartphones is still high.
(スマホの需要は依然として高い)
【demand】が可算名詞になるとき
【demand】が可算名詞となる場合がいくつかあります。
①「需要」の意味で使われる「demand」が形容詞で修飾される時
これは、抽象名詞(不可算名詞)全般的にも言えることですが、
形容詞で修飾されることにより、その対象の名詞が限定されます。
その結果、もともとは数えられない抽象名詞がより具体化して普通名詞のように
数えられる現象として捉えられるようになります。
例文)
– There is a huge demand for second-hand goods.
(中古品の需要は非常に大きい)
– There is an increasing demand for electric vehicles.
(電気自動車の需要は非常に大きい)
②【demand】が「要求」の意味で使われる時
例文)
– There was a demand for his resignation.
(彼の辞任を求める要求があった)
-The workers will go on strike if the company doesn’t accept their demands.
(もし会社が要求を飲まなければ、労働者はストライキを決行する)
「要求」の意味で使われるときは「demand of ~」で「~の要求」を表すことも出来ます。
– the demand of society (社会の要求)
– demands of customers (消費者のニーズ)
③【demand】が「負担」の意味で使われる時
(この場合は常に複数形で使われる)
例文)
– There are heavy demands on parents who take care of their children at home.
(家で子供の面倒を見ている親への負担が大きい)
– Physical changes during pregnancy place extra demands on the body.
(妊娠中の身体的変化が、体へより多くの負担をかける)
「demand on somebody or something」で「~に対する負担」を表します。
【demanding】負担の大きい、要求がきつい(形容詞)
「demand」から派生した形容詞「demanding」は
「(仕事などが)大変な、負担の大きい、」
「(人が)要求が多い、手がかかる」
などの意味で使われます。
例文)
– I cannot handle a demanding job and take care of my parent at the same time.
(親の介護をしながら負担の大きい仕事はできない)
– Being a doctor is very demanding.
(医者の仕事は非常に負担が大きい)
– My boss is really demanding, and I can’t take it anymore.
(上司の要求が本当に多くて、もう耐えられない)
– New-born babies are very demanding.
(新生児は非常に手がかかる)
動画はこちら↓
間違えやすい【demand】は可算・不可算?前置詞は?#英単語 #英検準2級 #TOEIC #英作文 pic.twitter.com/dfz1OYVbZw
— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年5月6日
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