日本語で「ナイーブな人」というと
「繊細な人」「傷つきやすい人」と言ったニュアンスになりますが、
英語で「naive」は全く違うので注意が必要な単語です。
【naive】の意味は「世間知らず」
「naive」の意味はズバリ「世間知らず」。
未熟で、世の中について知らず、人間基本みんな良い人だと信じてるから騙されやすい。若干頭の中お花畑。だけど正義がいつも勝つと信じている。
こんな意味なのが「naive」なので、
もし
「Don’t be so naive.」といったら、映画だったら「お前は馬鹿か」などと字幕が出ることも。
例文)
– It would be naive to believe that those nations are doing nothing wrong.
(もしそれらの国が何も悪いことをしていないと信じるならとんだ世間知らずだ)
– Don’t be so naive. Those people won’t even thank you if you help them.
(現実を見ろ。ああいう奴らはお前が助けたって感謝すらしないぞ。)
【green】未熟だ、青い
「naive」よりもカジュアルな表現が「green」で
日本語の「青い」と同じで「若く経験がない、未熟な」と言った意味になります。
こちらも「naive」のような「正義は勝つ」的青臭さを持っていることを表します。
例文)
– I was so green when I became a lawyer 10 years ago.
(10年前弁護士になった時は本当に青かった)
– Mike is still green and has a lot of things to learn.
(マイクはまだまだ青いし学ぶべきことが沢山ある)
日本語の「ナイーブ」は英語では【sensitive】
「繊細な人」「傷つきやすい人」を表したい時は、
「sensitive」が使えます。
「敏感な、繊細な」という形容詞で、
「他人の感情や問題に気づくことができる」というポジティブな意味でも、
「些細なことに傷つきやすい」というネガティブな意味にも使うことができます。
例文)
– We should be more sensitive to the needs of customers.
(我々は顧客のニーズにより敏感になるべきだ)
– She was very sensitive when it comes to her weight.
(彼女は体重に関しては非常に敏感で傷つきやすい)
動画はこちら↓
【naive】は「ナイーブ」じゃない
【green】も「青い」#英単語 #英会話 #間違いやすいカタカナ英語 pic.twitter.com/YivpwNLcga— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年5月10日
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