今日は非常によくある間違い、

「相手」の表現についておさらいです。

日本語の「相手」は色々な場面で使われる非常に守備範囲のいろい単語ですので、

英語にする際には間違いが起こりやすくなります。

 

以下で一緒におさらいしていきましょう。

 

「会話の相手」の場合

 

まずよくある間違いが、「会話の相手」のことを「counterpart」や「opponent」と言ってしまうものです。

基本的にはこれらは間違いです。

 

「会話の相手」を表現したい場合は、

the other person

the person I/you talk to

と表します。

 

例文)

When having a conversation, it’s important to listen to the other person.

(会話をする時には、相手に耳を傾けることが大切です)

 

During a conversation, I always feel anxious about if the other person is getting bored or not.

(会話中は相手が退屈をしていないかいつも不安になる)

 

The person I was talking to on the phone suddenly hung up.

(電話で話していた相手が急に電話を切った)

 

Do not expect that the person you talk to can accept all of your emotions.

(相手が自分の感情を全て受け入れてくれると思わないことで)

 

 

「相手の気持ち」と言いたい時

 

「相手の気持ちを考える」「相手の気持ち次第」などと言いたい時で、

恋人でない「相手」を表すときは、「partner」は使えません。

友達でも「companion」も不可です。

 

このような場合も、単に

the person

the other person

を用いるか、より一般的な話であれば

people

other people

などを用いることもできます。

 

例文)

You need to think about the person’s feelings.

(相手の気持ちを考えてあげなきゃだめだよ)

 

It’ll depend on how the other person feels about it.

(それは相手がどう感じるかによります)

 

Have you ever cared about other people’s feelings?

(相手の気持ちを考えたことがある?)

 

At first, no one knows how people feel about you.

(初めは誰も相手にどう思われているかなんて分からない)

 

ちなみに、子供などに「相手の気持ちを考えようね」という時は

You should think about how your friends feel.

などと言います。

 

「相手をする/相手にするな」と言いたい時

 

「相手をする」と表したい時は、その状況に応じて色々と使い分ける必要があります。

「子供の相手をする」であれば「take care」や「play with」

「お客の相手をする」であれば「deal with」などを用います。

 

また、「相手にするな」と言いたい時は

「ignore」「have no time for」「not deal with」などを使います。

 

例文)

I have to take care of the kids on the weekends.

(週末は子供の相手をしないといけないんだ)

 

He was just playing with my kids. He’s really good with kids.

(ちょうど彼が子供の相手をしてくれていたところよ。彼は子供の相手をするのが上手いの)

 

Dealing with mean customers is great distress.

(嫌な客の相手をするのが本当に苦痛だ)

 

He is dealing with another customer right now.

(彼は今他のお客さんの相手をしています)

 

Just ignore him.

(あいつの相手をするな)

 

We don’t have time for them. We’ve got bigger fish to fry.

(あいつらの相手をするな。もっと大事なことがあるだろう)

*have bigger fish to fry(成句):もっと重要なことがある

 

I can’t deal with you any more.

(これ以上お前の相手はうんざりだ)

 

 

以上、「相手」いろいろでした^^

 

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