さて、今回は
「to不定詞」の中でも、少し毛色の違う
「思考系動詞 + 目的語を説明するto不定詞」について、
おさらいしたいと思います。
【目的語を説明するto不定詞】
「to」以降の部分が、直前にある主節の目的語(名詞)を修飾し、
その名詞がどういうものであるか説明する to不定詞がこれにあたります。
「目的格補語の to不定詞」とも言えます。
– I found her to be a changed person.
(彼女は別人に変わってしまったと思った)
to be a changed person は、直前の her を修飾し説明しています。
目的語(her)=to不定詞以降(a changed person)
というイコールで表せる補語の関係となるわけです。
【目的語を説明するto不定詞】をとる動詞
「目的語を説明するto不定詞」をとる動詞は、
以下のような「思う、考える、知る」などの「思考系」の動詞によく使われます。
– find
– think
– consider
– know
– believe
– suppose
– It’s pity. I thought you to be an honest person.
(あなたは正直な人だと思ったのに、残念だわ)
– You cannot consider your child to be your property.
(自分の子供を自分の所有物と見なすことなんてできない)
– I know her to be the most competent staffer.
(彼女が一番優秀なスタッフであることは確かです)
*「知っている」→「確かに~であると分かっている」と訳せる。
– We believe this man to be responsible for the crime.
(この男が例の犯罪に関わっていると思われます)
– We shouldn’t suppose this to be the end of the game.
(これで試合がおしまいだなんて思ったらダメだ)
【to be の省略】
上にあげた動詞は、「to be」の後ろが形容詞の時は
「to be」を省略することも出来ます。
– He did think me capable of working outside the home.
(彼は私が外で働けると思っていなかった)
– I found his jokes quite offensive.
(彼の冗談は結構人を不愉快にすると思う)
【to be】ある・なしで意味は違う?
– I found them very helpful.
– I found them to be very helpful.
(それは非常に役立つと思った)
意味は同じですが、
会話では、短い「to be」省略型のようが、より使われます。
「to be」がつくと、よりフォーマルな印象を与え、
慎重に考えていっているようなニュアンスになります。
動画はこちら↓
「I found her to be a changed person」
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まとめはブログで↓https://t.co/UMY82VS0JR— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年7月21日
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