今回は、あまり耳なじみのない方もいるかと思われる
「runner-up」という表現について
見ていきたいと思います。
「runner-up」の意味
「runner-up」のは、「レースや大会などで2位の人やチーム」を表します。
「runner」は「大会などに出場する選手、出場者」を表し
「up」は「より上の位置や場所に向かっている」という意味ですから、
「より上の1位に向かっている人」=「2位の人」という意味になります。
また、「runner-up」は可算名詞です。複数形は「runners-up」となるので留意しましょう。
ちなみに「run-up」は「助走」や「準備段階、準備の最終段階」といった意味で使われます。
「runner-up」の使い方
「runner-up」=2位の人
「1st runner-up」=2位の人
「2nd runner-up」=3位の人
ややこしいのですが、「runner-up」が2位ですので、
頭に「first」が付いたとしても意味は同じく「2位」で、
「2nd runner-up」ですと3位ということになります。
「3rd runner-up」ならば4位ですね。
それでは、例文で使われ方を見ていきましょう。
例文
Ken came runner-up in Grand Prix.
(ケンがグランプリで準優勝した)
※「~位になる」と表現する時に「come」という動詞をよく使います。
He has finished runner-up three times.
(彼は3度も準優勝に終わった)
※この「finish」という動詞も一緒によく使われます。
=He has finished as a runner-up three times.のようにも言い換え可。
The company donated those cars as runner-up prizes.
(その企業は準優勝の賞品として車を寄付した)
They were runners-up in 2020 and 2021.
(彼らは2020年と2021年で2位だった)
類似表現
同じように「2位、準優勝」を表す言葉。
・second
・second place
・second best
・No.2
・(finalist)
以上、「runner-up」についてでした。