あ~遅刻しちゃう~
とりあえずメールだけ打っておこう。
「I will be late for 5 minutes」ポチポチ..
待って!それは間違いです!
【late for】の後ろは「~に」
「be late for」の後ろには、通常予定されている事や行くべき場所が来ます。
– I will be late for school.
(学校に遅刻しちゃう)
– You cannot be late for this meeting. Be on time.
(この会議に遅刻はできないぞ。時間通りにな)
「~分遅れる」という時は
「~分遅れる、~時間送れる」と言いたい時は、
「be 時間 late」もしくは「be late by 時間」と表現します。
✖ He will be late for half an hour.
〇 He will be half an hour late.
〇 He will be late by half an hour.
(彼は30分遅れます)
「for」は期間を表す
「for」の後ろに時間が来るときは、
通常「その時間の間ずっと、~にわたって」という意味を表します。
例)
– I sleep for 6 hours.
(私は6時間眠る)
つまり、
– The train will be late for an hour.
とすると、「1時間の間、電車が遅れます」であって
「電車が1時間遅れます」ではない、ということになります。
ですので「I will be late for 5 minutes」とは表現できないわけです。
なぜ【by】はOK?
– He will be late by half an hour.
(彼は30分遅れます)
この「by」を不思議に感じる方もいるかと思います。
ここでの「by」は程度の”差”を表し、
・(いくら)だけ
・(どの程度)まで
・(どんな)に
といったことを表す時に使われるものです。
例文)
– The revenue has increased by 20 %.
(収益は20%増加した)
– We missed the train by a minute.
(私たちは1分差でその電車に乗り遅れた)
– I was overcharged by 300 yen.
(300円も余分に請求された)
動画はこちら↓
「I will be late for 5 minutes」はなぜ間違い?#日常英会話 #英文法 #ビジネス英語 #前置詞 pic.twitter.com/zufgGIAtu4
— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年6月16日
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