「おかわり下さい」は色々な言い方がありますが、
「second helping」はあまり耳慣れない方もいるのでは?
今回は、ここで使われる「help」の意味をおさらいしましょう。
目次
英語で「おかわり下さい」
「another one」「a refill」
「おかわり下さい」と言いたい時、どのように表現しますか?
以下は代表的な表現です。
– Can I have another one, please?
(おかわりもらえますか?)
まず、何にでも使えて便利なのが、この「another one」です。
直訳すると「もう1つ」ですね。
ご飯のおかわり、飲み物のおかわり、スプーンをもう一個などの時も使えます。
しかし、よくある間違いが、
「もう1つ」と言いたくて「one more」と言ってしまう場合です。
意味は通じますが、やや不自然になります。
✖ May I have one more?
〇 May I have another one?
(おかわりもらえますか?)
「one more」を使うのであれば、後ろに名詞が欲しいですね。
– Can I have one more fried chicken?
(唐揚げもう一つもらえますか?)
飲み物のおかわりが欲しい時などには「a refill」をよく使います。
カップはそのままで、そこにおかわりを注いでもらう時です。
✖ Can I get one more?
〇 Can I get a refill?
(おかわりもらえますか?)
「seconds」「a second helping」
「seconds」も「おかわり」という意味で、カジュアルな口語ではこちらも使えます。
ごはんなどの「2杯目」「2皿目」を表します。
– Can I have seconds?
(おかわりもらえますか?)
また、「second helping」とも言います。
– Would you like a second helping?
(おかわりいかがですか?)
「seconds」は複数形であるのに対し、
「a second helping」は単数形である点に注意しましょう。
「helping」については、下でもう少し詳しく説明します。
「some more」
「もう一杯」じゃなくて「もうすこし」欲しい時は
「some more」を使いましょう。
– Can I have some more salad?
(サラダをもう少しもらえますか?)
– Would you like some more rice?
(ご飯もう少しいかがですか?)
「helping」の意味
「a second helping」で使われる「helping」の意味は、「一杯分、一盛分」
つまり、一回によそう分量を指します。
また、「serving」もほぼ同じで、こちらは「一人分」を表します。
ですので、おかわりは「another serving」「another helping」とも表せますし、
例えば3杯目なら「a third helping」となります。
基本的には食べ物に使われますが、比喩的に他のものにも使います。
– He took a huge helping of rice.
(彼はごはんを大盛りに持ってきた)
– It’s OK to have a healthy helping of snacks.
(おやつも適量なら食べて問題ない)
– A heaping helping of fun is waiting for you!
(盛りだくさんのお楽しみがあなたを待っているよ)
*「heaping」=山盛りの、積みあがった
– The company launched a new model with a brand new design and a hefty helping of tech.
(会社は新しいデザインと大量のテクノロジーを搭載した新モデルを発表した)
*「hefty」=大きくて重い
「help」の意味
では、なぜ「helping」が「一杯分、一盛分」という意味になるのでしょうか?
それは、意外と知られていないのですが、
「help」という動詞には「給仕する、(飲食物を)取ってやる、よそう、お酌をする」などの意味があるからなのです。
– Can I help you to some more fruit?
(果物をもう少しよそおうか?)
– Please help yourself to some dessert.
(デザートはご自由にお取りください)
ここで注意すべきは、目的語を伴う場合は必ず前置詞の「to」を置くということです。
✖ Can I help myself some more coffee?
〇 Can I help myself to some more coffee?
(コーヒーを勝手に頂いてもいいかな?)
「ビュッフェ」「食べ放題」は
「おかわり」ができるレストランといえば、
「ビュッフェ」「食べ放題」のレストランですね。
英語では
buffet (発音はバッフェイ、ブッフェイ)
All-you-can-eat
と表現します。
– You can enjoy our selection of appetizers from the buffet.
(前菜はビュッフェからお楽しみ頂けます)
– The cost includes a buffet breakfast.
(費用にはビュッフェ形式の朝食が含まれます)
– Have you tried the new all-you-can-eat restaurant at the corner?
(角にできた新しい食べ放題の店もう行った?)
– We serve all-you-can-eat Japanese BBQ.
(食べ放題の焼き肉を提供しています)
動画はこちら↓
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— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年8月26日
英語で「second helping」が「おかわり」?「help」の意味とは その2#英会話 #日常英会話 #英語フレーズ pic.twitter.com/XVRYkEyOig
— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年8月27日
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