穴埋め問題で、よく引っかかるのが
この”「ly」で終わるけど実は形容詞”という問題。
例文と一緒におさらいしていきましょう。
なぜ引っかかる?「ly」=副詞のワナ
そもそも、なぜこのようなひっかけ問題が出るかというと、
「ly」で終わる語というのは、基本的に「副詞」だからですね。
beautiful(形)→ beautifully(副詞)
clear(形)→ clearly(副詞)
のように、「形容詞に ly を付けることによって副詞に」なります。
これを皆さんよく知っているため、
「ly」が付いていると「副詞だ」と思ってしまうんですね。
しかし実際には「ly」で終わる形容詞や名詞、動詞など
様々は語があります。
副詞か形容詞かの見分け方
一般的には、副詞か形容詞かを見分ける時は、
下のようなルールがあります。
形容詞 = 名詞 + ly
副詞 = 形容詞 + ly
「-ly」で終わる形容詞一覧
それでは、「-ly」で終わる形容詞で間違いやすいものを見ていきましょう。
chilly(肌寒い)
costly(費用がかかる)
cowardly(臆病な)
deadly(命取りの)
disorderly(無秩序な)
gentlemanly(紳士的な)
elderly(年配の)
friendly(フレンドリーな)
lively(活発な)
lonely(さみしい)
smelly(嫌なにおいの)
shapely(見栄えの良い)
「-ly」で終わり、副詞にも形容詞にもなるもの一覧
poorly(良くない、具合が悪い)
daily(日々、毎日の)
hourly(1時間ごとに、1時間ごとの)
weekly(1週間ごとに、1週間ごとの)
monthly(1か月ごとに、1か月ごとの)
kindly(親切に、親切な)
sickly(病的に、病弱な)
以上、「-ly」と形容詞でした。