今回はよく使われるイデオム「do one’s homework」について
見ていきたいと思います。
「do one’s homework」の意味
「do one’s homework」とは、ずばり「下調べをする、下準備をする」ことを表します。
何かについて、それがスムーズに進むようにしっかり知っておくこと、理解しておくことを指し、
「学校の宿題」とは何の関係もありませんので注意が必要です。
ちなみに「homework」という単語は「不可算名詞」になり数えられません。
ですので、「do your homeworks」や「do a homework」のようには使えません。
また、後ろにその対象を伴って「~の下調べ」を表すときは、
前置詞「on」がよく用いられます。
「do one’s homework」の使い方
では、使い方を見ていきましょう。
It’s obvious that someone did their homework when making that movie.
(あの映画を作る時に誰かがきちんと下調べしていたことは確かだろう)
It looks like you’ve done your homework, haven’t you?
(ちゃんと下調べをしてきたみたいだね?)
I’ve done my homework on the opponent.
(対戦者については下調べしてあります)
She did great at the interview. She must have done her homework a lot.
(彼女は面接でとてもよかった。しっかり下準備をしてきたに違いないわ)
Do your homework when buying major appliances.
(大物家電を買う時にはきちんと下調べをしましょう)
「do one’s stuff」の意味は?
少し似た表現に「do one’s stuff」があります。
これは「するべきことをする」という意味のイデオムです。
ちなみに「stuff」も不可算名詞ですので、複数形にはなりません。
例文を見てみましょう。
They can get through to the final if they do their stuff.
(きちんと自分たちの仕事をすれば決勝に進めるでしょう)
I’ll just do my stuff when the time comes.
(その時が来たら、自分のやるべきことをやるだけです)
以上、「do one’s homework」についてでした。