今回は、「more A than B」で

AとB両方に形容詞がくる場合について、

おさらいしたいと思います。

 

「more A than B」の意味・使い方

 

比較の文を作る際、「cute」のような短い形容詞では「cuter」と比較級に変わりますよね。

 

しかし「more A than B」のAとB両方に形容詞がくる場合は

後ろに形容詞の原形を伴います。

意味は、「AというよりBである」「AというよりむしろBだ」となります。

 

This costume is more cute than scary.

(この衣装は怖いというよりむしろ可愛い)

 

「同一の物・人の性質や性格、その状態を比べる時」に、このような使われ方をします。

他の物や他の人と比較しているのではなく、あくまで同じ1つの物、1人の人について述べていることがポイントです。

 

例文

 

She is more slender than curvy.

(彼女はグラマラスというよりはスレンダーだ)

 

This table is more chic than stylish.

(このテーブルはスタイリッシュというよりはシックだ)

 

The show could be more scary than funny.

(その公演は面白いというよりは怖いかもしれない)

 

My father looked more angry than happy.

(うちの父親はうれしいというより起こっているようだった)

 

「rather A than B」とほぼ同じ

 

上の「more A than B」は、「rather A and B」とほとんど同じ意味と使い方になりますので、

併せておさらいしておきましょう。

こちらも「同一の物・人の性質や性格、その状態を比べる時」は形容詞は原形になります。

 

It’s rather warm than cold.

(寒いというよりむしろ暖かい)

 

I’m rather sleepy than tired.

(疲れているというより眠い)

 

The dress is rather classic than modern.

(このドレスはモダンというよりもむしろクラッシックだ)

 

最上級も要注意

 

最上級の文でも「同一の物・人の性質や性格、その状態を比べる時」は冠詞の「the」を付けないという

注意点がありますので、

こちらで併せておさらいしてみて下さい↓↓

 

 

以上、比較であっても形容詞の原形を使う場合でした^^

 

気になる方はこちらもチェック↓↓

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事
スポンサーリンク