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【自動詞】の現在分詞と過去分詞の形容詞的用法、分詞形容詞とは

「分詞の形容詞的用法」とは、現在分詞ないし過去分詞で

名詞を修飾する方法をいいます。

例えば「a running man」や「a broken window」などですね。

 

名詞を修飾するその動詞が”自動詞”である場合は

それが現在分詞か過去分詞化で意味が変わります。

 

「自動詞」の過去分詞で名詞を修飾する

まず先に、過去分詞で名詞を修飾する場合について説明します。

自動詞が過去分詞で修飾する場合は、

「すでに~した」という”完了”を表します。

 

例)

 – an escaped prisoner (逃走した囚人)

 → A prisoner has escaped.

 

– a retired man(リタイアした男)

 → A man has retired.

 

aged beef(熟成した牛肉)

 → Beef has aged.

 

「自動詞」の現在分詞で名詞を修飾する

名詞を修飾する動詞が自動詞で、それが現在分詞の場合は

「~しているところ」という”進行形の状態を表します。

 

例)

– an escaping prisoner (今まさに脱獄中の囚人)

 → A prisoner is escaping.

 

aging beef (今まさに熟成中の肉)

 → Beef is aging.

 

「分詞形容詞」について

「分詞形容詞」とは、すでに分詞の形で”形容詞”として辞書に載っている単語のことです。
原則としては名詞の前において修飾します。

「自動詞」の分詞は一般的には「一時的な動作・状態」を表すのに対し、
「自動詞」から形容詞化したものは「本質的な特性」を表すことがあるという違いがあります。

 

例文)

– I saw people living in bad conditions.分詞、一時的)

(劣悪な環境で暮らしている人々を見た)

 

– We should care about all living things.(分詞形容詞、本質的特性)

(全ての生き物を大切にしなければならない)

 

– There are many immigrants working at the meat processing plant. (分詞、一時的)

(その食肉加工工場で働いている移民が沢山いる)

 

– The company should improve its working conditions. (分詞形容詞、本質的特性)

(会社は労働条件を改善するべきである)

 

 

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