「on the inside」「on the outside」という表現、
よく使われますよね。
例えば
– You should look at what’s on the inside, not on the outside.
(外見ではなく、中身を見るべきだ)
– Ben looks really strong on the outside. But he is very vulnerable on the inside.
(ベンは見た目は本当にたくましいが、中身は非常に傷付きやすい)
この時、「中身・内面なのに、なぜ前置詞はinではなくonなの?」と
思った方、いませんか?
(はい、私です)
調べてみたところ、
この「inside」という単語は、「in」と「side」がくっついてできた単語で
「in(中、内)」+「side(側)」で「内側」となっているんですね。
そして、この「side(側)」という名詞が「問題や状況などの側面、部分」という比喩的な表現で使われるときに用いられるのが、
通常「on」という前置詞なのです。
– on the upside / on the downside (良い面、悪い面)
– on the positive side / on the negative side (良いところ、悪いところ)
‐ on the bright side (良い面)
– on the technical side (テクニカルな面で)
– on the business side (ビジネスの面で)
したがって、「inside / outside」についても
– on the inside / on the outside
となります。
「人の内面や中身は」という意味では「in the inside」や「at the inside」などとは使われないので、注意しましょう。
その他の例文)
– If we all look on the bright side, things will get better.
(私たち皆が明るい面を見るようにすれば、物事は良くなっていく)
– It was rainy all day, but on the upside, there were few people there.
(一日中雨だったが、良かった面は、そこに人がほとんどいなかったことだ)
– They are having some issues on the technical side.
(彼らは技術的な面で何らかの問題を抱えている)
動画はこちら↓
【on the inside】の前置詞はなぜon?#英文法 #英会話 #前置詞 pic.twitter.com/30ADbr5coM
— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年4月22日
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