「for some reason」や「some other country」など
other の後ろに可算名詞の単数形が来て、
一体なぜ!?と思ったことはありませんか?
「some + 単数形」の謎にせまりましょう。
目次
【some + 複数形/不可算名詞】の意味
「some」の後ろに不可算名詞や可算名詞の複数形が来る場合は、
一般的に「いくらかの、いくつかの」という不特定の数量を表します。
– Can I have some water, please?
(お水を少し頂けますか?)
– I bought some apples yesterday.
(昨日りんごをいくつか買ったよ)
【some + 単数形】の意味
「some」の後ろに可算名詞の単数形がくる場合は、
「ある、なんらかの」といった、不特定のものを表します。
その人・物の名前や詳細を知らない、もしくは言わない時に使われます。
– I met some woman yesterday, and she said I should get my hair cut.
(昨日ある女性にあったんだけど、彼女が髪を切ったほうがいいって言うんだ)
– They were talking about some book that I didn’t know.
(彼らは私の知らない本について話していた)
【some reason】と【some reasons】
「some + 単数形」だと「不特定の」という意味で、
「some + 複数形」は「いくつかの」という意味になります。
ですので、
「for some reason」は「どういうわけか、何となく、何らかの理由で」という意味になり、
「for some reasons」は「いくつかの理由で」という意味になります。
– For some reason, he decided to give up his career.
(何らかの理由で、彼は自分のキャリアを放棄した)
– There are some reasons why you should quit smoking.
(なぜ禁煙すべきなのか、いくつかの理由がある)
【some other country】と【some other countries】
「some other」も、単数形につけると「なにか別の、何かしら他の」という意味になり
複数形に付けると「その他いくつかの」という意味になります。
– I think he is from France or some other country in Europe.
(彼はフランスか、どこか他のヨーロッパの国出身だと思うよ)
– They are banning imports from Japan and some other countries in Asia.
(彼らは日本を含むアジアのいくつかの国からの輸入を禁じている)
【some kind of】
「some kind of」で「何らかの、ある種の」という表現もよく使われます。
– Is this some kind of joke?
(これ冗談か何かなの?)
– I can feel some kind of tension between them.
(彼女たちの間には何らかの緊張を感じるわ)
– We must figure out some kind of solution by the end of the day.
(今日中に何らかの解決策を見つけ出さなければ)
動画はこちら↓
単数名詞につける【some】とは?
「いくつか」という意味じゃない!#英文法 #単複 #英作文 #英文和訳 pic.twitter.com/w4UHp0aAcw— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年7月1日
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