日本語で「~らしいよ」と言いたい時、
「I heard that ~」という表現はよく使うと思いますが、
特に誰から聞いたわけでもない情報だったり、
誰から聞いたか言えない情報だったりすると、困りますよね。
こんな時、代わりに「rumor」を使って表現してみましょう。
「rumor」(米)または「rumour」(英語)
名詞で「うわさ」
動詞では通常受動態で「噂される」という意味になります。
【someone rumors ~】とは言わない
基本的に動詞の場合は受動態でのみ使われ、
能動態では使われることはありません。
したがって、「みんながうわさしてるよ」という時に
– everyone rumors …
– people rumor that …
とは言いません。
✖ Everyone rumors that he is a prince from some other country.
〇 It is rumored that he is a prince from some other country.
〇 Everyone is talking that he may be a prince from some other country.
「talk」も「噂する」という意味で使われ、内容が確かでない場合は推量を表す助動詞と共に用いると良いでしょう。
【it is rumored that ~】
「it is rumored that ~」で「~であると噂されている」という意味になります。
– It is rumored that Company A is going to go bankrupt soon.
(A社はもうじき倒産すると噂されている)
– It was rumored that he had many other children.
(彼は他にもたくさんの子供がいるとの噂だった)
【be rumored to be ~】
「be rumored to be ~」も同じく「~であると噂されている」という意味です。
こちらは主語にその噂の対象が来ます。
– He was rumored to be a very wealthy man.
(彼は非常に裕福であると噂されていた)
– She is rumored to be doing some shady business.
(彼女は何やら怪しい商売をしていると噂されている)
名詞の【rumor】
「rumor」はもちろん名詞でも使えます。よくあるコロケーションは以下の通り。
– Rumor has it that he is resigning as director as soon as next month.
(彼は来月にも取締役を降りるとの噂だ)
– I heard a rumor that you are applying for the job.
(あの仕事にあなたが応募するっていう噂を聞いたんだけど)
– Someone has been spreading a rumor about the conspiracy.
(誰かがその陰謀について噂を広めているんだ)
動画はこちら↓
動詞の【rumor】ちゃんと使えてる?
能動じゃないよ受動だよ その2#英単語 #らしい #日常英会話 #英会話 pic.twitter.com/JMuCgYie0E— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年6月29日
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