今回は「have」+「feeling」の表現ついて
意味や可算不可算の違い、使い方についてまとめたいとおもいます。
「feeling」の意味とは
「feel」(感じる)という動詞からきている「feeling」は
下記のような異なる意味を持っています。
- 感情・気持ち(可算名詞)
- 考え・意見(可算名詞)
- 感覚(可算・不可算)
- 雰囲気・印象(可算名詞)
など。
可算、不可算で意味が大分変ってくるものがあるので、
それぞれの使い方を見ていきましょう。
「have a feeling」の意味・用法
意味:
「have a feeling」もしくは「have the feeling」は、「感覚」という意味の「feeling」で、
「(自分の感じたことに基づいてや、ただ単純な推測で)~だろうと思う、~だという気がする」
という意味になります。
「~になるという予感がする」や「~だろうとほぼ確信している」のように訳されることもあります。
用法:
この意味で用いられる場合は、常に可算名詞の単数で用いられます。
例文:
I have a feeling that I’ll meet you again.
(君にはどこかでまた会うんじゃないかって気がする)
She had a feeling that someone was watching her.
(彼女は誰かに見られているような気がしていた)
We have a good feeling about this product. It could be a big hit.
(この商品はイケると確信している。大ヒットになるかも)
ちなみに、この意味で「a gut feeling」という慣用句も良く用いられ、
こちらは「直感、第六感」という意味になります。
I had a gut feeling that something was wrong.
(何かがおかしいといと直感で感じた)
You should believe your gut feeling.
(自分の直感を信じろ)
「have feelings」の意味・用法
意味:
「feelings」と複数形で用いられるときは、一般的に「感情・気持ち」を表します。
「感情や気持ち」は非常に複雑なもので、何か一つということはあまりありませんよね。
ですので複数形がよく用いられます。
「have feelings」というと、「感情がある」という意味の他に、
「I have feelings for you」で「あなたに好意を持っている」という意味もあります。
誰かに対して様々な感情が揺れるということは、好きだということなのですね。
こちらはドラマなどでもよく使われる表現なので、覚えていくと良いですね^^
用法:
「感情」「愛情」という意味で使われるときは、複数形で使われます。
但し、何か特定の(1つの)感情や気持ちを表すときは単数で使われることもあります。
例) a great feeling(いい気持ち) / the feeling of loneliness(寂しいという感情)
例文:
Some animals have feelings too.
(感情を持っている動物もいる)
You don’t have any feelings for me?
(もう私のこと好きじゃないの?)
他の様々な動詞も使われます。
You should think about other people’s feelings.
(他の人の気持ちを考えないといけないよ)
I didn’t mean to hurt your feelings.
(君の気分を害するつもりはなかったんだ)
ちなみに、「mixed feelings」
「have feeling」の意味・用法
意味:
「have」+「不可算名詞のfeeling」では、「(体で感じることのできる)感覚」という意味で用いられます。
また、それ以外では抽象的な意味での「感じること」を表すこともあります。
用法:
不可算ですので、単数の「feeling」で冠詞「the」を伴うこともあります。
例文:
I’ve lost all feeling in my legs.
(足の感覚が全くなくなった)
I think feeling is coming back in my fingers.
(指に感覚が戻ってきているみたい)
She’s experienced a loss of feeling in her face.
(彼女は顔の感覚がなくなった)
まとめ
以下、3つの違いまとめです。
- have a feeling = ~だろうと思う
- have feelings = 感情がある、好きだ
- have feeling = (体の)感覚がある
その他の「意見、考え」という意味や
「雰囲気、印象」という意味で使われる「feeling」については、
次でおさらいしたいと思います。↓↓
以上^^