家族に対して
「ちょっとまだ✖✖やってないの~!?」なんてフレーズ、よく使いますよね。
これを「it is time + 過去仮定法」で表現することができます。
「it is time + 過去仮定法」
意味としては「普通だったらもう~しているはずなのに、まだしていないね」というニュアンスになります。
「なんでまだやってないの?」という批判や不満を表す時にもよく使われます。
ポイントは、「過去仮定法」ですので、「現在の事実に反する仮定・想像」を表します。
過去形を使いますが、過去のことではなく現在のことを表している点に注意が必要です。
例文)
– It’s time you went home.
(もう帰る時間だよ)←(いつもならもう帰ってる時間だよ)
– Is he still sleeping? It’s time he got up!
(彼まだ寝てるの?もう起きてなきゃいけない時間だよ)
– You’re 5 years old. It’s time you stopped behaving like a baby.
(もう5歳なんだから、赤ちゃんみたいなまねはやめて)
「time」の前に「about / high」で強調
「about / high」をおくことで、より強く表現することができます。
– It’s about time you finished your homework.
(もう宿題を終わってるはずの時間でしょ?)
– It’s high time we moved to another place.
(いい加減他の場所に移る潮時だよ)
時制の一致は起こらない
仮定法の文には時制の一致が起こらないというルールがありますので、
主文が「it was time」と過去形になっても、
後ろに続く文はそのまま「過去形」となります。過去完了などにする必要はありません。
– It was time we made the decision.
(もう結論を出すべき頃合いだった)
– It was time he was allowed to go out by himself.
(一人で出掛けることを許してもいい頃合いだった)
to不定詞に言い換えると「it is time for A to ~」
下記のように不定詞を使って言い換えることも出来ます。
– It’s time we went home.
– It’s time for us to go home.
但し、上の表現のほうが「もう帰るべき時間を過ぎている」というニュアンスなのに対し、
下はただ単に「もう帰る時間だ」というニュアンスになります。
【it is time ~構文】のまとめ
- 「it is time + 過去仮定法」は「~してるはずの時間だよ」
- 後ろの節の動詞は過去形だが、現在のことを表す
- 時制の一致は起きない
- to不定詞に置き換えた時より、「遅すぎる」というニュアンスがでる
動画はこちら↓
「なんでまだやってないのよ!」と言いたい時に
【It’s time you did it!】過去仮定法#英検 #TOEIC #英文法 pic.twitter.com/3Q1k8Pq8up— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年5月18日
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