【自動詞】の現在分詞と過去分詞の形容詞的用法、分詞形容詞とは
「分詞の形容詞的用法」とは、現在分詞ないし過去分詞で
名詞を修飾する方法をいいます。
例えば「a running man」や「a broken window」などですね。
名詞を修飾するその動詞が”自動詞”である場合は
それが現在分詞か過去分詞化で意味が変わります。
「自動詞」の過去分詞で名詞を修飾する
まず先に、過去分詞で名詞を修飾する場合について説明します。
自動詞が過去分詞で修飾する場合は、
「すでに~した」という”完了”を表します。
例)
– an escaped prisoner (逃走した囚人)
→ A prisoner has escaped.
– a retired man(リタイアした男)
→ A man has retired.
– aged beef(熟成した牛肉)
→ Beef has aged.
「自動詞」の現在分詞で名詞を修飾する
名詞を修飾する動詞が自動詞で、それが現在分詞の場合は
「~しているところ」という”進行形”の状態を表します。
例)
– an escaping prisoner (今まさに脱獄中の囚人)
→ A prisoner is escaping.
– aging beef (今まさに熟成中の肉)
→ Beef is aging.
「分詞形容詞」について
「分詞形容詞」とは、すでに分詞の形で”形容詞”として辞書に載っている単語のことです。
原則としては名詞の前において修飾します。
「自動詞」から形容詞化したものは「本質的な特性」を表すことがあるという違いがあります。
例文)
– I saw people living in bad conditions.(分詞、一時的)
(劣悪な環境で暮らしている人々を見た)
– We should care about all living things.(分詞形容詞、本質的特性)
(全ての生き物を大切にしなければならない)
– There are many immigrants working at the meat processing plant. (分詞、一時的)
(その食肉加工工場で働いている移民が沢山いる)
– The company should improve its working conditions. (分詞形容詞、本質的特性)
(会社は労働条件を改善するべきである)
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【自動詞】現在分詞と過去分詞の形容詞的用法、分詞形容詞#英検 #TOEIC #英文法 pic.twitter.com/X2KlheZd6r
— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年5月11日
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