普段そんなに使わないからこそ
試験で狙われるシリーズ(?)
関係形容詞の「what」をおさらいしましょう!
関係代名詞の「what」
まずは、さくっと関係代名詞の「what」についておさらいしましょう。
関係代名詞とは、代名詞と接続詞の役割を兼ねたものをいいます。
– I don’t know what he likes.
→ I don’t know the thing. The thing he likes.
(彼が何を好きか知らない)*関係代名詞の目的格
– Tell me what makes you happy.
→ Tell me the thing. The thing makes you happy.
(何が君を幸せにするのか教えて)*関係代名詞の主格
関係形容詞の「what」
では、関係形容詞とは何かというと、直後の名詞を修飾して
「形容詞と接続詞」の役割を兼ねるものをいいます。
通常「all the ~ that」を意味し、「~の全て、~するだけの~」という意味を表します。
意味を明確にするために「little / few」を伴うことが多いのですが、
これがなくても「少ないながらも、なけなしの」といったニュアンスが含まれます。
– Emily gave him what money she had.
→ Emily gave him all the money she had, although she did not have much.
(エミリーは彼になけなしのお金を全てあげた)
– We should offer what little help we can.
(我々は少ないながらも出来るだけの手助けをするべきだ)
– He tried to spot what few stars he could see from the city.
(彼はこの街から見えるほんの少しの星を見つけようとした)
「what + 名詞」は「whatever + 名詞」に置き換え可
一般的には複合関係代名詞の「whatever」に置き換えることができます。
「what + 名詞」の用法は「what money」以外はレアで、
会話などではほとんど使われません。
ただし、「whatever」だけですと、「少ないけれど」という意味は無くなってしまいます。
– I needed to judge by what records existed at that time.
(当時存在した数少ない記録をもとに判断しなければならなかった)
– I needed to judge by whatever records existed at that time.
(当時存在した記録はなんでも用いて、判断をしなければならなかった)
* 「whatever little / few」と表現すると、「what (little / few)」と同じになります。
複合関係形容詞の「whatever」
複合関係形容詞の「whatever」も、ここでおさらいしましょう。
こちらも直後に名詞をとり、形容詞と接続詞を兼ねます。
意味は、
・どんな~でも(any … that)
・どんな~しようとも(no matter that)
となります。
– I will take whatever help I can get.
(どんな助けでも有難いです)
– I am willing to pay whatever price you ask.
(そちらの言い値で買わせて頂きます)
– Whatever decision you make, we will be on your side.
(あなたがどんな決断をしようと、私たちはあなたの味方よ)
– Whatever the reason he has, I won’t forgive him.
(理由がなんであれ、彼を許さない)
動画はこちら↓
上級文法!【what】の関係形容詞用法「~するだけの、~全部」#英検1級 #英検準1級 #受験英語 #英文法 #関係形容詞 pic.twitter.com/cWoaKAlEZ3
— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年7月14日
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