次の文を見てみましょう。
✖ Ted is at Accounting Department.
〇 Ted is in the Accounting Department.
(テッドは経理部で働いています)
会社の部署名を表す時は、いくつかのルールがあります。
部署名の前には定冠詞の「the」
部署名を表す時には、基本的に定冠詞の「the」をつけます。
例文)
– I will be transferred to the Sales Department next month.
(来月営業部に異動になる)
この冠詞を忘れてしまう事が多いので、注意しましょう。
部署名は頭文字が大文字
部署名は特定の会社の特定の部署を指す時は、
1つ1つの頭文字が大文字で使われることが一般的です。
例えば自分の会社や、取引先の会社の部署名を表す時です。
例文)
– He is the head of the Marketing Department.
(彼がマーケティング部のトップです)*特定の会社の部署
– Nowadays, even schools have a sales department.
(最近では、学校ですら営業部署を持っている)*不特定の部署
前置詞は「in」「of」
部署名の前には、一般的には「in」や「of」を用います。
例文)
– I have worked in the Human Resources Department for 10 years.
(私は人事部で10年働いています)
*「be動詞」や「work」などを使う場合は「in」が用いられる。
– She will be the next chief of the Planning Department
(彼女が次の企画部の室長です)
*「~部の誰々」と表す時は「of」を用いる。
後ろに会社名がきても同じです。
– He is the CEO of ABC company.
(彼はABC社のCEOです)
「~会社の××部署で」と言う時は
〇 He was employed in the Engineering Department of ABC company.
〇 He was employed in the Engineering Department at ABC company.
部署名の前は「in」、会社名の前は「of」か「at」が通常用いられます。
名刺やメールの署名欄に書く時の順番
名刺やメールの署名欄に書く時は
名前→役職→部署名→会社名の順番で書きます。
例)
Taro Suzuki
Senior Manager
Engineering Department
ABC company
ここでも役職名・部署名はそれぞれの単語の頭文字が大文字になります。
しかし、ここでの注意点は、「名刺や署名欄では役職名や部署名の前に冠詞を付けない」ということです。
これが通常の文章を書く時との違いです。
ちなみに、「部署」は「department」「Dept.」の他にも
「division」「section」「team」などとも表し、
会社によって異なります。
まとめ
- 部署名の前には定冠詞の「the」
- 部署名の1つ1つの頭文字は大文字
- 前置詞は「in」か「of」
- 名刺や署名欄では「the」は付けない
動画はこちら↓
会社の部署名のルール#ビジネス英語 #冠詞 #英文メール pic.twitter.com/FMpFEL12nU
— うなぎ先生の英文法の復習 (@unagi01446720) 2021年5月2日
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