今回は、自分用の備忘録です。

とりあえず同じように悩んでいる人のためにシェアしたいと思います。

もっときちんと整理出来たら、またリライトしたいと思います。

 

「until」がある時は過去時制が多い

 

まず前提として、「until」や「before」「after」「by the time」など

「時の前後関係を表す接続詞」が使われている時は、

過去完了形よりもシンプルに過去形を使うことが多くなります。

 

これは、その接続詞がすでに事柄の起きる順番を明確にしているために

わざわざ過去完了を使わなくても、時系列がはっきりと分かるためです

 

こういったこともあって、「過去の一時点よりも前に起こったこと、それまでの継続」などを表す

過去完了形という時制は、英語では一番使用頻度の低い時制となっています。

 

「動作動詞の過去完了形 + until + 節」は不可

 

「until」は「~まで」つまり「~までの間」という継続した期間を表し、

「~の時点で」という意味ではありません。

「until」の前の節で述べられている継続的な動作や状況が、「until節」が実現した時に終わる、ということを表します。

 

過去完了形は「過去のある時点で」その動作が完了していたり、それまで状態が継続していたりすることを表すものですが、

「動作の継続」を表す時は通常「過去完了進行形」を用います。

過去完了形は、「動作が完了」したことを強調します

 

したがって、

The boy had jumped on the couch until his mother came home.

とすると間違いで、

The boy had been jumping on the couch until his mother came home.

(その男の子は母親が帰ってくるまでソファで飛び跳ねていた)

であれば、問題ありません。

もしくは、過去形で

He jumped on the couch until his mother came home.

もOKです。

 

また、「状態の継続」を表す状態動詞の過去完了形はOKなので、

She had been a teacher for 5 years until she moved to Seattle.

(シアトルに引っ越すまで、彼女は5年間教師をしていた)

という文は問題ありません。

ただし、この場合も「for 5 years」のような期間を表す語句を伴うことが多くなります。

ない場合は、

She was a teacher before she moved to Seattle.

などとしたほうが自然となります。

 

動作動詞でも継続動詞なら可?

 

「動作動詞」は「瞬間動詞」と「継続動詞」に分けられ、

「動作動詞の継続動詞」はある一定の時間継続する動作を表します。

「継続動詞」は「非完結動詞」とも言います。

 

そのため、「動作動詞」でも「継続動詞」であれば「until」と使うことも可能です。

 

継続動詞の例:

wait, sleep, grow, play, eat, drink, cook, read, write, study, teach,

stay, walk, run, work, rain, snow…

 

例を見ると、「継続動詞」はある一定の期間その動作を行うことがわかります。

 

例文)

He had waited for 3 hours until it started raining.

(彼は雨が降り始めるまで、3時間待っていた)

 

They had grown up together until Ashley got adopted.

(アシュリーが養子に出るまで、彼らは一緒に育った)

 

但し、冒頭で述べたようにこのような場合も過去形を使うほうがより一般的です。

 

また、「~までの間ずっとしていた」という、より継続を強調する意味の時は

「過去完了進行形」を使います。

 

She had been sleeping for 10 hours until her husband woke her up.

(彼女は夫に起こされるまで10時間ずっと寝続けていた)

 

They had been eating and drinking until it got dark outside.

(彼らは暗くなるまでずっと食べたり飲んだりし続けていた)

 

この場合は「~し続けていた」と言うニュアンスなので、

「for 3 hours」などの期間を表す句を伴うことが多くなります。

 

以上。

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